目指すべきダイバーとは

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2018年4月17日 記

ダイバーの方々によく、「ダイビングはどうやったら上達しますか?」と聞かれます。「慣れですよ、慣れ。」は、バッドアンサー。もちろん経験から学ぶこともあるでしょう。しかし、他のスポーツと一緒で、ただただ経験をするだけで、上達することができるでしょうか。同じ失敗を繰り返したり、悪いフォームが身に付いたりしていることもあるはずです。他のスポーツ、ゴルフやスキーなどでは、経験年数は長いけど、完全な自己流だったり、変わったフォーム(あまりスマートじゃない)の方を見ることがあります。ダイビングも一緒ですね。

 

大切なポイント

上達のために必要なことは、経験だけではありません。大切なポイントは2つ。「考えて練習すること。」「プロに教わること。」だと思います。ダイビングだと、ファンダイブの回数、経験本数を重ねるだけではどうしても限界があるようです。ただただ漠然と水中を泳いでいても、上達することは難しい。どうして上手くいかないかを考えることが必要です。考えてもわからないことも当然あります。そんな時は、プロ(インストラクター)のサポート、適切なアドバイスが必要になるでしょう。自分の姿は自分で見ることはできない、客観的に見てもらうことが大切です。最近では動画も簡単に撮影、編集でき講習で導入しているショップも多いです。動画チェックはスタンダードな手法です。ぜひご利用ください。

 

ダイビングのもう一つの特徴

ダイビングは練習の機会が少ないことがあります。例えば、ゴルフであればコンペの前には、打ちっ放しなり素振りなり、練習をするでしょう。ぶっつけ本番でマラソン大会に出る人は珍しい。ところが、久しぶりのダイビングは、多少のブランクがあってもそのまま参加する人が少なくない。そこで、1回目のダイビングは練習と割り切れれば良いのですが、リゾート地の美しい海の前に練習でもないでしょう、遊びたい!となってしまうのが人の心情ってもんです。もちろん受け入れ側(ダイビングショップ)としては、フォローできることはしてあげて楽しんでもらいたいと思っています。でも、やっぱり事前練習しておけば世界は変わると思います。

練習が少ない最大の理由は、練習環境がないことだと思います。都市にはダイビングを自由にできるプールはほとんどないのが実情です。ところが、弊社はプールが自由に使えるのです。どんどん活用してください。

 

良いダイバーとは

「自分のことは自分でできるダイバー」だったり、「自分で判断できるダイバー」と言われることが多いのですが、そういったよくある視点ではなく。ここでは少し考え方を変えます。良いダイバーとは、所作の美しいダイバーです。良いインストラクターもまた同じ。

・そもそもセッティングも自信なさげにキョロキョロ周囲を見ながら…
・フィンがなくてエントリー直前に探し出す…
・BCのショルダーベルトを緩めてなくて必死で腕を通す…
・あっ、お腹に巻くバンドが背中に。ベルクロ取れない…

何だか美しくはないですよね。ダイビングの前からすでに始まっているのです。ボート上でこれだと水中の感じもだいたい推測できます。

 

目指すはダイビング界のイチローです

私たちが、目指すのは、打席に入るまで、入ってからの所作が美しい大リーガーのイチローです。ゆっくりとした動作で、落ち着いていて、全てが美しい。打ちそうな雰囲気がバシバシ出ていますよね。私たちもイチローをお手本に、ルーティンを決めてしまいましょう。まずは自分の道具を綺麗に揃える。装着の順番、タンクの背負う時の事前確認、背負い方も決めてしまう。とにかく、慌てないことが何よりも大切です。

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